高芝です。
去年の9月から続いたマンションリフォーム工事が
本日ついに竣工となりました。
以前にも紹介しましたが
今回の依頼者はtomioのブロガーきよすけさんがよく利用されるインターネットショップ
「アンティークショップwish」のTさま。
2年前のボンマルシェで「スタッフ」としてお会いしたのがきっかけで
オーナーでもあるきよすけさんの後押しもあり、去年の4月からスタートしたこのプロジェクト。
工期の延期があったり、やり直し工事があったりと波乱万丈な5か月でしたが
今日、無事に完了、お引き渡しをすることができました。
マンションなので残念ながらウェルカムハウスの開催はございませんでしたが
写真を沢山撮らせていただいたので、後日、施行例集にてご紹介させていただきます。
とりあえず今日は少しだけご紹介。ビフォーからアフターまでお楽しみください。
解体前のリビング。
内装はクロス、床も合板のフローリングでした。
壁やら天井やらぼこぼこしているのは
RC造なのでその構造体を避けながら作られているからです。
解体後のリビング(9月下旬)。
床ははがさずにそのまま下地として再利用。
マンション解体は初めての経験だったので、「こうなってるんだ・・・」と
入社9年目にして大変勉強になりました。
茶色の柱みたいなのはパイプスペース。
上階の汚水を流す大事な配管なので壊すわけにはいきません。
なので、この位置をベースに間取りを作り直しました。
間仕切り作成中。
細かい造作が多かったので今回は木にて柱を作りました。
写真は10月後半の写真です。
11月下旬の写真。
柱などは組み立てが終わり、内装下地の仕上げに入りました。
でもここからが・・・・長かったんです。
Tさまにも何度も現場にお越しいただき
納得いくまで監督の高橋さんと仕上げの確認。確認。
正直、僕の指示ミスなどあり手直しもいくつか発生するということもありました。
12月の頭には工期の問題もあって切羽詰った時もありましたが
「ここまで来たのだから絶対に納得いくものにしたい」
という
お客様、スマリエ、監督、大工、職人の全員の気持ちが一つになった結果・・・
2012年1月26日。完成したお家がこちら。
生まれ変わったリビング。
内装は漆喰塗り。キッチンカウンターはモザイクタイルなのですが
写真だとちょっとわかりにくくてすみません。
リビングに入ったドアからみた視点。
窓の内側に窓を付けました。
(男目線から)このお家で僕が一番好きな空間。
ウォークインクローゼットから入るご主人の書斎スペース。
ステンドグラスは以前にご紹介したナノバクテリウムさんの商品。
大工さんに取り付けてもらいました。
以上です。
これ以外にも思いが詰まったところが沢山ありますが
本当にありすぎるので今日はここまで。
テイストのこだわりだけでなく、奥様目線の動線、収納が満載で
担当させて頂いた僕も、とてもよい経験をさせて頂いたと思っています。
T様も少しずつブログで紹介されていくと思いますので
是非毎日チェックしてみてください。
本当に本当に素敵なお家ができました。
T様これからもよろしくお願いいたします。
追伸 Tさまへ
hiroさんプロデュースのリフォームデザインプロジェクト
いつでもお待ちしています(笑)
takashiba
? o ・ ma ・ ke ?
アンティークの二口陶器スイッチ。
二子玉川のパイングレインさんで購入されたもの。
初めて見ました。