こんにちは。工事部の髙芝です。
急遽ですが2週続けての県外出張へ名古屋へ行ってきました。
トミオグループには外国人技能実習生を斡旋する
日本ケアという組合組織があります。
外国人技能実習生制度とは
日本の技能を学びたい外国人の方を3年間だけ特別な就労ビザで受け入れ
外国人の方にとっては技能習得を
受け入れ先としては人手不足解消のための雇用として
相互関係を整える制度です。
とはいっても誰でも必ず3年間入れられるわけではなく
途中、技能実習検定というものをうけないと延長できず
今回、日本ケアではモンゴル人二人を名古屋の企業様へ紹介しているのですが
予定していた検定員の方が急遽都合が悪くなったという事で
工事部から自分が代わりに行くことになりました。
こちらは実技検定の様子。
色々な種類の技能検定がありますが
今回は「とび職」での検定試験。
実技だけでなく学科試験もあります。
もちろん全て日本語（ひらがな）。
試験中の注意事項として
受験生は二人だったのですが母国語での会話は禁止というものがありました。
土砂降りの中、4名が順次一生懸命取り組んでくれました。
試験結果は追って職業能力開発協会から出されるそうですが
無事受かってくれると嬉しいです・・・。
技能実習生の検定試験立会は初めてでしたが
個人的には自分にとっても非常に勉強になり
また、技能実習生の実態を知るいい機会にもなりました。
人手不足問題の解決の糸口となる技能実習制度ですが
まだまだ活用方法とその運用方法に課題がありそうです。
少なくとも、今後の建設業には欠かせない制度であることは間違いないと感じました。
トミオ本社にも2名のモンゴル人が来てくれています。
こういった日本の仕組みを通して来日してくれている外国人さんの力は貴重ですので
お互いうまく共存できるよう、まずは社内から下地作りが出来ればと思いました。
工事部 髙芝
※前回のブログはコチラ
おまけ
検定試験会場の帰り道
名古屋城に出くわしたので少しだけ寄り道。。
1615年に徳川家康によって建造されたとされる名古屋城。
知らなかったのですが、城郭としては初めての国宝認定されたお城です。
残念ながら耐震改修中とのことで入城できませんでした。
（たしかに1階部分に大きな亀裂が・・・・）
平日の夕方というともあり来場者はちらほら。。。
やはりここでも外国人観光客の比率の方が多かったです。
天守閣には行けませんでしたが
復元された本丸御殿には入れたのでぐるっと一周。
史実に基づいて忠実に再現されたそうですが
とても立派な「格天井」。
昔のままの現物がなくなってしまったのは惜しい限りです。
大きな屋敷と大きな大広間。
そして煌びやかな襖や障子、欄間達。
日本建築の良さを垣間見させてもらいました。
