こんにちは。工事部の髙芝です。
皆さん、「プレカット」という言葉は聞いたことはありますか？
「プレ」とは「前」とか「先」といった意味がありますが
建築で言うプレカットとは
前もって切断加工製作をすること言い
トミオで言う「プレカット」は
柱や梁という木造住宅の構造部材を先にカットして手配してもらう事を指します。
昨今のウッドショックに対抗すべく
トミオでは何社かのプレカット業者さんと取引をさせて頂いておりますが
先日、東金にある大三商行（だいさんしょうこう）さんの工場で打ち合わせが有り
工場見学までさせて頂きました。
道路を走っていたら
大きな梱包をされている木材を積んだトラックを見かける事があると思いますが
あれは殆どがプレカットされた構造部材になります。
こちらは製材前の木材
機械までのセットは人力ですが
セットされた後はほぼオートメーションで加工されます。
梁が運ばれているのが見えますね。
屋根の部分に使う束という部材です。
きれいに加工されていました。
こちらは機械では加工できない細工を行う「手刻み」という大工作業。
1本1本職人さんが加工しています。
昔は構造部材は大工さんが手刻みで作り組み立てていましたが
今は殆どが工場にて制作されており、トミオも基本は全て工場加工で行います。
積み込み待ちの材料達。
この東金工場で関東一円を網羅しているとのこと。
今度工事が始まった東京のK様宅の材料もここから発送される予定です。
そしてプレカット工場の要となる「木くず収集塔」
ゴミ集積場ですね。
プレカット工場で一番怖いのはやはり火災だそうです。
機械の研磨による火花等で火災が起きる可能性がある為
常に清掃し、工場内の木くずは極力すぐに集められるとのことでした。
やはり「現場は清掃から」
大事なことを改めて認識できた気がします。
都合もあって1時間ほどの見学でしたが見ごたえ十分でした。
エンドユーザー様の見学もさせて頂けるようでしたので
今度興味がある方をお連れできるよう企画してみてもいいかと思います。
特に小学生ぐらいの子には是非見て貰いたいと思いました。
ご興味ある方は是非高芝までお声掛けください。
工事部 髙芝
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