汐留から麻布台ヒルズへ

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2024/02/26
スタッフブログ

こんにちは。工事部の髙芝です。

 

先日から続いている汐留研修ブログ

まだ続きが有り今日は最後のお話です。

 

フランクロイドライト展見学の後、少し車を走らせて

昨年11月に公開開始となった麻布台ヒルズの見学にも行ってきました。

 

 

「表参道ヒルズ」などを手掛けられた森ビル株式会社さん計画の一大複合施設で

オフィスビルだけでなく

住宅部、商業区、ホテル、文化施設を統合させた再計画事業の建物です。

 

施工会社も清水建設さんを筆頭に

国内最大手数社による工事現場となります。

 

正直、僕たちがまず携わることはない建築ではありますが

僕自身がどうしても設計課に感じて貰いたいことが有り

研修を兼ねていってきました。

 

グランドオープンは今年の4月という事ですべてを回ることはできないのですが

その全容を見る事は出来ました。

お買い物以外にも、僕たちのように施設見学をされている方もちらほら。

オープンしたらゆっくり見る事は出来なくなりそうな雰囲気です。

 

 

僕自身がすごいと思ったのがここでした。

 

複合施設でありながら

高低差を活かしてすべての動線が繋がっており

その動線(通路や階段など)全てに

建築物としてのテーマを作ったデザインをしっかり落とし込んでいます。

 

最近のビル群の動線は

直線であり、構図も角り、見た目はガラスと茶、緑と照明で映えさせるだけの作りでしたが

その概念を全く用いない、自由な発想の区画形成です。

発想力、設計力、施工力

近代建築の全て技術の粋がつめこまれたものになっていました。

 

 

商業施設区画の吹き抜け部

  

ちょうどフランクロイドライト展を見たばかりかもしれませんが

グッゲンハイム美術館を思わせるような

曲線で形作った階層の吹抜。

 

 

各店舗も場所によっては区画という概念が無く

自由に出入りが出来る展示手法には驚きでした。

 

やるのは簡単ですが

これをクリアするための法規検討には相当苦労されたと思います。

 

壁面の仕上げにもこだわりがありました。

こちらは最近はめっきり少なくなった洗い出し施工。

小さな小石がむき出した様に見せる技法です。

 

設計としても見どころ沢山

現場監督としても施工したのか見どころ沢山

積算課としても、どう数量を計算して予算組みしたのか謎が沢山

 

とおなかいっぱいの麻布ヒルズでした。

 

 

研修意図はまた別の所にあったのですが

見学したスタッフのいい刺激になったと思います。

 

今期の工事部のテーマは「成長」です。

何か掴んで貰えたら・・・。

そんな充実した一日でした。

 

                   工事部 髙芝

 

※前回のブログはコチラ

 

 

 

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