リモートワーク時代の新常識!集中できる「書斎」のつくり方

< 一覧に戻る
2025/08/07
スタッフブログ

ここ数年で、私たちの働き方は大きく変化しました。

リモートワークが当たり前になり、「自宅で仕事をする」というスタイルが定着した方も多いのではないでしょうか。

 

通勤時間がなくなり、自分のペースで仕事ができるというメリットがある一方で、「なかなか集中できない…」「オンオフの切り替えが難しい…」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

 

リビングの片隅やダイニングテーブルで仕事をしていると、どうしても家族の気配や生活音が気になってしまったり、仕事道具が散らかったままになってしまったり…。

そんな悩みを解決してくれるのが、「集中できる書斎」です!

 

こんにちは、トミオの家の小山田です。

今回は、リモートワークが当たり前になった現代において、最高のパフォーマンスを発揮できる「書斎」のつくり方について、トミオならではの視点でお届けします。

「家づくりって楽しいね!」って、改めて感じていただけると嬉しいです。

 

1. 「書斎」の概念を再定義!多様な書斎の形

「書斎」と聞くと、独立した一部屋を想像しがちですが、実はその形は様々です。今のライフスタイルや家の広さに合わせて、最適な「書斎」の形を考えてみましょう。

  • 独立型書斎:

    • メリット: 完全なプライベート空間で、集中力が高まりやすい。Web会議なども周囲を気にせず行える。仕事道具を広げっぱなしにできる。

    • こんな方におすすめ: 毎日リモートワークをする方、集中を要する仕事の方、静かな環境を求める方。

    • 設置場所: 寝室の隣、階段の踊り場、デッドスペースを活用など。

  • 半独立型書斎(ワークスペース):

    • メリット: リビングやダイニングの近くにありながら、少し仕切りがあるため適度な集中ができる。家族の気配を感じられる。

    • こんな方におすすめ: 週に数回リモートワークをする方、お子さんの様子を見ながら仕事をしたい方、趣味のスペースと兼用したい方。

    • 設置場所: リビングの一角、キッチンの近く、デッドスペースを活用など。

  • ミニ書斎(ワークニッチ):

    • メリット: 広いスペースがなくても実現可能。コンパクトながらも自分だけの集中空間を作れる。

    • こんな方におすすめ: 限られたスペースを有効活用したい方、簡単な作業やPC作業がメインの方、集中する時間が短い方。

    • 設置場所: 廊下の一角、階段下、ウォークインクローゼットの一部など。

 

どんな書斎にするかは、お客様の働き方や暮らし方に合わせて最適なものを提案させていただきます。

 

2. 集中力を高める「書斎」づくりのポイント

どのような形の書斎を選ぶにしても、集中力を高めるためにはいくつかの共通するポイントがあります。

① 視覚を整える「収納とレイアウト」

物が散らかった空間では、なかなか集中できませんよね。必要なものが必要な時に手に取れる、そして不要なものは目に入らない収納計画が重要です。

  • 造作棚やデスク:

    • デッドスペースを有効活用し、空間にぴったり収まる造作の棚やデスクは、見た目もスッキリし、使い勝手も抜群です。書類や本、文房具などを効率よく収納できます。

    • PCモニターの高さに合わせたデスクや、プリンターがすっぽり収まるスペースなど、自分の使い方に合わせて設計できます。

  • 「見せる収納」と「隠す収納」:

    • お気に入りの文具や小物などはオープンシェルフに「見せる収納」として飾り、書類や雑多なものは扉付きの収納や引き出しに「隠す収納」としてまとめましょう。

  • 配線の工夫:

    • PCや充電器のコードがごちゃついていると、見た目が悪いだけでなく、作業効率も下がります。デスクに配線孔を設けたり、配線ボックスを活用したりして、スッキリと隠す工夫をしましょう。

② 明暗を操る「照明計画」

照明は、集中力に大きな影響を与えます。ただ明るければ良いというわけではありません。

  • タスクライト(手元灯):

    • デスクワークには、手元をしっかり照らすデスクライトが必須です。調光機能付きなら、作業内容や時間帯に合わせて明るさを調整できます。

  • 全体照明:

    • 部屋全体を明るくしすぎず、落ち着いた雰囲気のダウンライトや間接照明を組み合わせるのがおすすめです。Web会議の際には、顔色が良く見えるような照明も考慮しましょう。

  • 窓からの光:

    • 自然光は、集中力や気分を向上させる効果があります。可能であれば、窓から光が入る位置にデスクを配置しましょう。ただし、直射日光がPCモニターに当たらないよう、ブラインドやロールスクリーンなどで調整できるようにしておくと良いでしょう。

③ 快適さを追求する「素材と色」

書斎は長時間過ごす場所なので、居心地の良さも重要です。

  • 床材:

    • 集中したい空間であれば、足元からの冷え対策も重要です。無垢材やカーペットは、足元が温かく、集中力を妨げません。キャスター付きの椅子を使う場合は、傷がつきにくい素材を選ぶと良いでしょう。

  • 壁材:

    • 集中力を高めるには、落ち着いた色合いの壁がおすすめです。グリーンやブルー系は集中力アップに効果があると言われています。一部にアクセントクロスを取り入れるのも良いでしょう。

    • 調湿効果のある漆喰や珪藻土、吸音効果のある素材なども検討すると、より快適な空間になります。

  • 防音対策:

    • 家族の生活音や外の音が気になる場合は、防音性の高い窓ガラスや扉、壁材などを検討しましょう。独立型書斎であれば、壁の中に吸音材を入れるなどの工夫も可能です。

④ 快適な室温を保つ「空調と換気」

集中するためには、快適な室温と新鮮な空気が不可欠です。

  • エアコンの設置:

    • 独立した書斎の場合、専用のエアコンを設置することで、常に快適な室温を保てます。

  • 換気:

    • 定期的な換気は、室内の空気を新鮮に保ち、眠気や頭痛を防ぎます。窓を開けるだけでなく、計画換気システムで効率的に換気できると良いでしょう。

3. 「書斎」がもたらす未来の暮らし

「書斎」は、単なる仕事部屋ではありません。それは、あなたの暮らしを豊かにする多様な可能性を秘めています。

  • 趣味の空間: 仕事だけでなく、読書、勉強、プラモデル作り、絵を描く、楽器を演奏する…といった趣味の空間としても活用できます。自分の「好き」を追求する時間を持つことで、日々の生活にハリが生まれます。

  • 家族との時間にも好影響: 書斎があることで、仕事とプライベートの境界線が明確になり、家族と過ごす時間はより質の高いものになります。リビングが仕事道具で散らかることもなくなり、家族みんなが快適に過ごせるようになります。

  • 将来の多様な使い方: お子さんが独立したら、夫婦それぞれの書斎にしたり、ゲストルームにしたり、あるいは趣味の部屋として使ったりと、将来のライフステージの変化にも柔軟に対応できます。

 

あなただけの「集中できる書斎」をトミオと一緒につくりませんか?

 

リモートワークが普及した今、書斎はもはや贅沢な空間ではなく、快適で豊かな暮らしを実現するための「新常識」と言えるかもしれません。

 

「でも、うちはそんなスペースないから…」と諦める必要はありません。

トミオでは、お客様のライフスタイルやご要望、そして家の広さに合わせて、最適な書斎の形をご提案します。

デッドスペースを有効活用したり、既存の空間に工夫を凝らしたりと、あらゆる可能性を探ります。

 

「家づくりって楽しいね!」そう思っていただけるように。

 

私たちトミオは、お客様の「こんな働き方がしたい!」「こんな暮らしがしたい!」という想いを、一つひとつ丁寧に形にしていきます。

あなたのパフォーマンスを最大限に引き出し、毎日を充実させる「集中できる書斎」。ぜひ私たちトミオと一緒に、あなたの理想の書斎づくりを始めてみませんか?


トミオでは、リモートワークに対応した住まいづくりに関する無料相談会を随時開催しています。

書斎のアイデアはもちろん、家づくりに関するどんなことでも、お気軽にご相談ください。

皆さんとお会いできるのを心より楽しみにしています!

tomio小山田憲央

< 一覧に戻る