家に帰る時、まず目に入る「家の顔」――それがファサード(外観)と玄関です。
「ただの箱」ではなく、「私のお気に入りの場所」として家を建てたいトミオでは、この玄関まわりのデザインを何よりも大切にしています。
なぜなら、玄関は家主のこだわりやセンスを表現できる、最高のキャンバスだから。
今回は、トミオが考える「毎日帰りたくなる家」のファサードデザインの秘密と、ちょっとした可愛いを詰め込むアイデアをご紹介します。
1.トミオの「ファサードデザイン」の流儀
日本の住宅は、機能性や耐久性を優先して「無難なデザイン」にまとまりがちです。
しかし、トミオが目指すのは、10年経っても「可愛い」と思える、自分だけの世界観を持った家です。
① 既製品を使わない「塗り壁」のあたたかさ
トミオの家を特徴づけるのは、手仕事の風合いが残る「塗り壁」の優しい表情です。
サイディングのような均一な壁材ではなく、職人さんのコテ跡が残る塗り壁は、光の当たり方で表情を変え、建物の立体感を際立たせます。
この「少し不揃いな質感」こそが、フレンチシックやナチュラルスタイルなど、どんなデザインにも馴染む「トミオらしさ」の土台になっています。
② 主役は「玄関ドア」と「窓」のバランス
ファサードの印象を大きく左右するのは、玄関ドアの色やデザインと、窓の配置です。
例えば、真っ白な塗り壁に、濃いネイビーやグリーンといった色のドアを合わせるだけで、一気に海外のような洗練された雰囲気が生まれます。
また、トミオでは、外からの見た目と室内からの光の入り方の両方を考えて窓を配置します。
単に採光のためだけでなく、外観のアクセントになるような可愛い格子窓(オーニング窓や縦長のFIX窓など)を取り入れることも大切にしています。
2.「帰りたくなる」玄関ポーチの4つのヒント
玄関ポーチは、家の中と外をつなぐ、たった数歩の空間ですが、ここで「ただいま」の気分が決まります。
ヒント1:真鍮の「ブラケットライト」で温もりを
夜、疲れて帰ってきたとき、温かいオレンジ色の光が灯っているだけで、ホッとしますよね。
トミオの施工事例で人気の高いのが、真鍮(しんちゅう)素材のブラケットライトです。
アンティークな雰囲気を持つ真鍮は、月日とともに少しずつ色味が変化していく「経年変化」を楽しめるのも魅力。玄関に一つ取り入れるだけで、グッと雰囲気がアップします。
ヒント2:タイルで演出する「特別な足元」
玄関ポーチや土間部分に、少し柄の入ったタイルや、テラコッタ調のタイルを選ぶと、無機質な印象が一変します。
このタイル一枚一枚が、家に帰るたびに「ここは私のお気に入りの家なんだ」と感じさせてくれる、小さな特別感を与えてくれます。
ヒント3:「ニッチ」や「飾り棚」で自己紹介
玄関横の壁に小さな「ニッチ(埋め込み式の飾り棚)」を設けるのもおすすめです。
鍵を置いたり、季節の小さな花や雑貨を飾ったり。
家の外から見ても、内側から見ても、ちょっとした「可愛い」が目に入るこのスペースは、まさに「暮らしの自己紹介」です。
ヒント4:ポーチを兼ねた「ウッドデッキ」で空間を広げる
玄関先に広めのウッドデッキや屋根付きのポーチを設けると、空間の使い方が広がります。
ちょっとしたガーデニングを楽しんだり、ベンチを置いて腰掛けたり。
外の景色を眺めるゆとりが生まれることで、ただの通路だった玄関が、「暮らしを楽しむ場所」へと変わります。
3.まとめ:「好き」を詰め込んだ家は、いつまでも色褪せない
トミオの家づくりは、「お客様の好きを形にする」ことに尽きます。
特に、毎日目に触れるファサードや玄関こそ、「自分らしさ」を表現する絶好の場所です。
流行に流されず、素材の経年変化を楽しみながら、「ただいま」がちょっと楽しみになるような、愛着の持てる家を一緒につくりませんか?
ぜひ、あなたの考える「帰りたくなる玄関」について、詳しくお聞かせください。


