【情報の集め方】家づくりで失敗しないために

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2025/12/07
スタッフブログ

家づくりを考え始めると、
多くの方がまず最初にやること。

それは、
情報を集めることではないでしょうか。

ネット検索、Instagram、YouTube、
住宅系のまとめサイトに口コミ…。
気づけばスマホの中は、
家づくり情報でいっぱい。

でも同時に、
こんな気持ちになる方も少なくありません。

「情報が多すぎて、
何が正解なのか分からない…」

実はこれ、
家づくりでよくあるスタート地点です。


情報が多い=安心、ではない

今は、
調べようと思えば、
いくらでも情報が出てくる時代です。

ただその一方で、

・人によって言っていることが違う
・Aでは正解、Bでは不正解
・少し前の情報が、もう古い

こんなことも当たり前に起こります。

情報を集めれば集めるほど、
安心するどころか、
逆に不安が増えてしまう。
そんな経験、ありませんか?


失敗しやすい情報の集め方

家づくりで失敗しやすいのは、
こんな情報の集め方をしているときです。

・ランキング上位だから良さそう
・フォロワーが多い人が言っていた
・とりあえず全部メモしておこう

もちろん、
参考にすること自体は悪くありません。

ただ、
「自分たちの暮らしに合うかどうか」
という視点が抜けてしまうと、
情報は一気に“ノイズ”になってしまいます。


失敗しにくい人の共通点

一方で、
家づくりをうまく進めている方には
ある共通点があります。

それは、
正解を探そうとしていない
ということ。

代わりにやっているのは、
「判断材料を集める」ことです。

・なぜ、それが良いと言われているのか
・どんな人に向いているのか
・どんな暮らしなら活きるのか

こうした背景まで見ることで、
情報に振り回されにくくなります。


最初に集めてほしい情報は、実はこれ

家づくりの情報というと、
間取りや設備、デザインを
思い浮かべる方が多いと思います。

でも、
最初に集めてほしい情報は、
実はそこではありません。

それは、
「自分たちが、どんな暮らしをしたいか」
という情報です。

・朝はバタバタ派?ゆっくり派?
・休日は家で過ごしたい?外に出たい?
・家族との距離感は、どれくらいが心地いい?

ここが少し整理できてくると、
ネットの情報も、
「使える情報」と
「今は気にしなくていい情報」に
自然と分かれていきます。


情報は「集める」より「整理する」

家づくりで大切なのは、
情報の量ではなく、
どう整理できているかだと感じています。

一人で全部抱え込まなくても大丈夫です。

「この情報、うちには合いますか?」
「これって、どう考えればいいですか?」

そんな会話をしながら、
情報を一緒に整理していく。
それも、家づくりの大切なプロセスです。


最後に

情報収集に疲れてきたら、
それは
「集めるフェーズ」から
「整理するフェーズ」に
入ったサインかもしれません。

家づくりは、
情報の多さで決まるものではなく、
納得できる判断の積み重ね
少しずつ形になっていくもの。

楽しみながら、
でも考えすぎず。
自分たちらしい家づくりを
進めていきましょう。

tomio小山田憲央

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