【住宅ローン】その予算、本当に適正ですか?住宅ローンの『借りられる額』と『返せる額』

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2026/05/13
スタッフブログ

こんにちは。スマリエ(住まいのソムリエ)家づくりプロデューサーの小山田です。

家づくりを考え始めるとき、多くの方がまず気にされるのが「予算」です。

土地はいくらくらいまでにするのか。建物にはどのくらいかけられるのか。

住宅ローンはどのくらいまでなら安心なのか。

家づくりは、夢や理想だけで進められるものではありません。だからこそ、最初に予算を考えることはとても大切です。

ただ、その一方で感じることがあります。

それは、「予算を抑えること」だけが、必ずしも安心につながるわけではないということです。

もちろん、無理な住宅ローンを組むことはおすすめできません。

建てた後の暮らしが苦しくなってしまっては、本当の意味で良い家づくりとは言えないからです。

でも反対に、

本当は叶えられたかもしれない暮らしを、漠然とした不安だけで諦めてしまうのも、少しもったいないことだと思います。

今回は、住宅ローンを考えるうえで大切な、『借りられる額』と『返せる額』の違いについてお話ししたいと思います。

 

予算は「少なければ安心」とは限りません

住宅ローンと聞くと、どうしても大きな金額に目がいきます。

数千万円という金額は、普段の生活ではなかなか触れることのない数字です。

そのため、「できるだけ借入は少なくしたい」「住宅ローンは怖い」「無理のない範囲で考えたい」そう感じるのは、とても自然なことです。

私も、その慎重な考え方は大切だと思っています。

ただ、家づくりの予算は、借入額の数字だけで判断するものではありません。

例えば、同じ住宅ローンの金額でも、ご年収・ご家族構成・現在の家賃・自己資金・お子さまの教育費・車の有無・将来の働き方などによって、家計への負担感は大きく変わります。

つまり、「いくら借りるか」だけではなく、そのご家族にとって、無理なく返していける計画なのかを見ることが大切です。

 

大切なのは、借入額よりも返済比率

住宅ローンを考えるときに、ひとつの目安になるのが、返済比率という考え方です。

返済比率とは、年収に対して住宅ローンの年間返済額がどのくらいの割合になるかを表したものです。

例えば、世帯年収1,000万円のご家庭で、年間の住宅ローン返済額が200万円の場合、

200万円 ÷ 1,000万円 = 20% となります。これが返済比率20%です。

住宅ローンの金額だけを見ると大きく感じても、返済比率で見てみると、思っていたより現実的な範囲だったということもあります。

反対に、借入額だけを見ると控えめに感じても、家計全体で見ると負担が大きい場合もあります。

だからこそ、「〇〇万円だから安心」「〇〇万円だから危険」と決めつけるのではなく、収入や暮らし方に対して、どのくらいの返済負担になるのかを確認することが大切です。

 

予算を抑えたことで、暮らしを諦めてしまうこともあります

家づくりでは、予算を抑えることも大切です。

でも、予算だけを優先しすぎると、本当は大切にしたかった暮らしを諦めてしまうことがあります。

例えば、希望していたエリアを変える。本当は平屋がよかったけれど、二階建てにする。収納を減らす。庭の広さを諦める。家事動線を妥協する。

もちろん、家づくりには優先順位が必要です。すべてを叶えることが正解ではありません。

ただ、その妥協が、きちんと資金計画を確認したうえでの判断なのか。

それとも、「何となく住宅ローンが不安だから」というイメージだけで決めてしまっているのか。

ここには大きな違いがあります。

せっかく注文住宅を建てるなら、「本当はこうしたかった」をできるだけ少なくしてほしい。

それが、私たちがお客様と資金計画を一緒に考える理由です。

 

無理をするためではなく、選択肢を知るために

ここでお伝えしたいのは、「もっと借りましょう」ということではありません。

住宅ローンは、借りられるだけ借りれば良いものではありません。

大切なのは、ご家族にとって無理のない範囲を知ること。

そして、そのうえで、どこにお金をかけるのかを考えること。です。

資金計画をきちんと整理すると、思っていたより予算を見ても大丈夫な場合もあります。

反対に、少し計画を抑えた方が安心な場合もあります。

どちらが正解ということではありません。

大切なのは、感覚だけで決めるのではなく、数字を見ながら判断することです。

住宅ローンの金額を決めることは、単に借入額を決めることではありません。

これからの暮らし方を考えることでもあります。

休日は家でゆっくり過ごしたいのか。旅行や趣味も楽しみたいのか。子育てや教育費をどのように考えるのか。どんな場所で、どんな暮らしをしたいのか。

そうした価値観によって、ちょうど良い予算は変わります。

 

ご家族にとっての「ちょうどいい」を一緒に考える

トミオの家づくりでは、ただ建物の金額を出すだけではなく、土地のこと。住宅ローンのこと。暮らし方のこと。将来のこと。

それらを一緒に整理しながら、ご家族にとって無理のない計画を考えていきます。

せっかくの家づくりです。

予算に不安を感じることは当然あります。

でも、不安なまま小さくまとめてしまう前に、一度、きちんと整理してみることも大切です。

もしかすると、「やっぱりこのくらいが安心だね」となるかもしれません。

もしかすると、「思っていたより、もう少し選択肢を広げても大丈夫そうだね」となるかもしれません。

どちらでも良いと思います。

大切なのは、ご家族が納得して進められることです。

 

最後に

住宅ローンは、「借りられる額」と「返せる額」を分けて考えることが大切です。

そしてもう一つ、「安心して暮らせる額」を考えることも大切です。

借入額だけで判断するのではなく、返済比率やライフプランを踏まえて、ご家族にとって本当に適正な予算を考えてみてください。

家づくりは、ただ家を建てることではありません。

これからの暮らしをつくることです。

だからこそ、「いくらまでなら借りられるか」だけではなく、「どんな暮らしを叶えたいのか」「そのために、どんな予算の考え方が合っているのか」を一緒に考えていけたらと思っています。

住宅ローンや資金計画についてご不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

ご家族にとって無理のない、そして後悔の少ない家づくりを一緒に考えさせていただきます。

スマリエ(住まいのソムリエ)
家づくりプロデューサー

小山田 憲央

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