【住宅ローン】金利が上がってきた今、「変動金利って大丈夫?」を考える。

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2026/09/05
スタッフブログ

こんにちは。スマリエの小山田です。

最近、住宅ローンのお話をしていると、

「変動金利って、このままで大丈夫なんですか?」

と聞かれることが増えてきました。

ニュースでも「金利上昇」「利上げ」という言葉を目にするようになり、これから住宅ローンを組む方にとっては、やっぱり気になるところだと思います。

実際、2026年に入ってからも金利を取り巻く環境は動いていて、住宅ローンの変動金利にもその影響が少しずつ表れてきています。

では、

「金利が上がってきた=変動金利はやめた方がいい」

なのでしょうか。

私は、そんなに単純な話ではないと思っています。

 

そもそも、なぜ変動金利が上がるの?

住宅ローンの変動金利は、多くの金融機関で「短期プライムレート」などをもとに決められています。

そして、その短期金利に大きく影響するのが、日本銀行の金融政策です。

日銀が政策金利を引き上げると、それが銀行の金利にも波及し、住宅ローンの変動金利にも影響していきます。

実際に今年も、変動金利の基準金利を見直す金融機関が出てきています。

以前のように、

「変動金利はずっと低いもの」

と考えるのではなく、これからは金利が動く可能性も考えながら住宅ローンを選ぶ時代になってきたということだと思います。

 

では、固定金利を選べば安心?

ここも難しいところです。

固定金利には、決められた期間、金利や返済額が変わらない安心感があります。

一方で、一般的には借入時点では変動金利より金利が高く設定されています。

変動金利には、金利上昇の影響を受ける可能性がある。

固定金利には、返済額を一定にできる安心感がある。

どちらにも特徴があります。

ですから、

「変動と固定、どちらが得ですか?」

と聞かれることがありますが、将来の金利がどうなるかを正確に予測することはできません。

それよりも私は、

「どちらなら、自分たちが安心して返していけるか」

を考えることの方が大切だと思っています。

 

「5年ルール」があるから大丈夫?

変動金利について調べると、

「5年ルール」
「125%ルール」

という言葉を目にすることがあります。

金融機関や商品によって異なりますが、元利均等返済の変動金利では、金利が上がっても毎月の返済額を一定期間変えない仕組みや、返済額が急激に増えないようにする仕組みを採用している場合があります。

ただ、ここで注意したいのは、

「毎月の返済額が変わらない=金利上昇の影響を受けない」ではない

ということです。

金利が上がれば、毎月の返済額の中で利息に充てられる割合が増え、元金の減り方が遅くなることがあります。

ですから、「5年間返済額が変わらないから安心」と考えるのではなく、仕組みをきちんと理解しておくことが大切です。

 

私が大切だと思うのは、「金利が上がったら?」を一度考えておくこと

変動金利を選ぶのであれば、

「今の金利なら払える」

だけではなく、

「もし金利が上がったら、わが家の家計はどうなる?」

を一度考えてみてほしいと思います。

毎月いくらまでなら無理なく返せるのか。

これから教育費が増える時期はいつなのか。

車の買い替えや、家族のこれからの予定はどうなのか。

共働きをどこまで前提にするのか。

住宅ローンは長いお付き合いになります。

だからこそ、「今払える金額」だけではなく、これからの暮らしも一緒に考えておくことが大切です。

 

一番低い金利を探すことだけが、住宅ローン選びではありません

もちろん、金利はとても大切です。

同じ金額を借りるのであれば、少しでも低い金利で借りたいと思うのは当然です。

でも、住宅ローンには金利以外にも、

借入期間や返済方法、団体信用生命保険の内容、繰上返済のしやすさなど、確認しておきたいことがたくさんあります。

そして何より大切なのは、

「自分たちなら、どんな借り方なら安心して暮らしていけるか」

ということだと思っています。

 

金利が上がっているからこそ、慌てずに

これから金利がどう動くのか。

これは誰にも正確には分かりません。

だから、

「変動金利は危ない」

「今すぐ固定金利にした方がいい」

と、不安だけで決める必要もないと思います。

大切なのは、仕組みを知って、自分たちの家計に置き換えて考えること。

住宅ローンは「いくら借りられるか」だけではなく、

「どのくらいなら、安心して返していけるか」

から考える。

 

金利が動き始めた今だからこそ、そんな資金計画を一緒に考えていきたいと思っています。

スマリエ(住まいのソムリエ)・お家づくりプロデューサー
小山田 憲央

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