【家づくり】迷ったときこそ、「大切にしたいこと」に戻ってみる。

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2026/09/26
スタッフブログ

こんにちは。スマリエの小山田です。

お客様と家づくりのお話をしていると、

「いろいろ見すぎて、何がいいのか分からなくなってきました」

「最初はこうしたかったのに、最近ちょっと迷っていて……」

そんな声を聞くことがあります。

 

土地、間取り、デザイン、住宅性能、設備、そして予算。

家づくりは、考えることも決めることも本当にたくさんあります。

Instagramなどを見れば、素敵なお家が次々と出てきますし、どれも良く見えてしまうものです。

「後悔しない間取り」や「採用してよかった設備」など、参考になる情報もたくさんあります。

ただ、ほかのご家族にとっての正解が、自分たちにも合うとは限りません。

最初はワクワクしていたはずなのに、調べるほど迷ってしまう。

でも、それは家づくりを真剣に考えているからこそだと思います。

そんなときは、少しだけ視点を変えてみてはいかがでしょうか。

 

「何がほしい?」の、その先を考える

例えば、土地探し。

「駅から近い方がいい」「50坪くらいはほしい」「学校が近いと安心」

いろいろな希望が出てくると思います。

ただ、すべての条件がそろった土地は、なかなか見つからないもの。

そんなときに私がお聞きしたいのは、「どうして、その条件が大切なんですか?」ということです。

 

駅に近い土地がいいのは、毎日の通勤をラクにしたいからかもしれません。

それなら、駅までの距離だけでなく、電車の本数や実際の通勤時間も含めて考えてみる。

すると、これまで候補に入れていなかった場所にも、暮らしやすい土地が見つかるかもしれません。

土地が少し狭くても、間取りの工夫で希望する暮らしが叶うこともあります。

反対に、広さは十分でも、毎日の移動に負担を感じるなら、それが自分たちに合う土地かどうかは別の話です。

間取りも同じです。

「広いリビングがほしい」のは、家族が自然と集まる場所にしたいから?

「ランドリールームがほしい」のは、毎日の洗濯を少しでもラクにしたいから?

欲しいものを並べるだけでなく、その理由を考えてみる。

それだけで、家づくりの選択肢は意外と広がります。

 

家族で違っても、いいと思います

ご夫婦でも、家づくりで大切にしたいことは違います。

デザインにこだわりたい方もいれば、家事のしやすさを優先したい方もいる。

予算を抑えて、旅行や趣味にもお金を使いたいという考え方もあります。

どれが正解というわけではありません。

だからこそ、意見が違ったときに、すぐどちらかが我慢するのではなく、「どうしてそう思うの?」と話してみてほしいんです。

例えば、広いリビングがほしいご主人と、一人で落ち着ける場所がほしい奥様。

希望は違っても、どちらも「家で心地よく過ごしたい」という気持ちは同じかもしれません。

だったら、広さだけでなく、居場所のつくり方から考えてみる。

そんなふうに、別の答えが見つかることもあります。

 

迷ったら、まずは3つだけ

もし今、家づくりで迷っていたら、こんなことを試してみてください。

「新しい家で、大切にしたいこと」を3つ書き出してみる。

  • 子どもがのびのび過ごせること

  • 家事に追われず、家族との時間を楽しめること

  • 無理のない返済で、旅行にも出かけられること

立派な言葉でなくても大丈夫です。

できれば、ご夫婦それぞれで書いて、理由も聞いてみる。

同じ言葉でも、思い浮かべている暮らしは少し違うかもしれません。

 

3つ以外の希望を諦めるためではなく、迷ったときに戻れる場所をつくるためです。

家づくりを進めるうちに、考えが変わることだってあります。

最初は平屋がよかったけれど、土地や予算を考えたら2階建てもいいかもしれない。

そんな変化も、ご家族に合った暮らしが少しずつ見えてきた証拠だと思います。

 

私たちの仕事は、ご希望をそのまま形にすることだけではありません。

お話を聞きながら、時には別の選択肢もご提案して、一緒に考えていくことだと思っています。

予算とのバランスで、何かを選ばなければならない場面もあります。

そんなときも、理由がはっきりしていると「こちらを優先しよう」と納得して決めやすくなるはずです。

家づくりで迷ったら、写真や情報をもう一つ探す前に、ちょっとだけ立ち止まってみる。

 

「私たちは、どんな毎日を過ごしたいんだろう?」

その答えが、間取りや土地を選ぶときの、いちばんのヒントになるかもしれません。

スマリエ(住まいのソムリエ)・家づくりプロデューサー
小山田 憲央

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