コンセントって、何個あれば足りる?

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2026/10/12
スタッフブログ

こんにちは。スマリエの小山田です。

家づくりのお打ち合わせで、間取りやキッチンの仕様が少しずつ決まってくると、次に考えることの一つがコンセントの位置です。

「足りなくなると困るので、多めにつけておきたいです」

そんなお話をいただくことがあります。

たしかに、住み始めてから「ここにも欲しかった」と思うのは避けたいところ。

でも、コンセントは数を増やせば安心、というわけでもないんです。

大切なのは、どこで、何を、どんなふうに使うのか。

今日は、ちょっと地味ですが、毎日の暮らしに関わるコンセントのお話です。

 

家具を置くと、使えなくなることも

例えば、リビング。

ソファの近くでスマートフォンを充電したり、冬は加湿器を使ったり。

「この辺りにコンセントがあれば便利そう」と思っていても、実際にソファやテレビボードを置いたら、家具の陰に隠れてしまうことがあります。

置きたい家具のサイズや向きが決まっていれば、コンセントの位置も考えやすくなります。

掃除機をかけるときに使う場所、ロボット掃除機が戻る場所なども、あらかじめ想像しておきたいところです。

図面の上では小さな記号ですが、暮らし始めると使いやすさの違いが出てきます。

 

「毎日」と「たまに」を分けて考える

キッチンには、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、ケトル、コーヒーメーカーなど、電気を使うものがたくさんあります。

しかも、いつも出しておきたいものと、使うときだけ出すものがあります。

どれをどこに置くのか。いくつ同時に使うのか。

そこまで考えておくと、コンセントの数だけでなく、使いやすい高さや位置も見えてきます。

ほかにも、季節によって使う扇風機や暖房器具、クリスマスツリーの照明など。

毎日使うものだけで考えると、意外なところを見落としてしまうかもしれません。

反対に、使う予定のない場所にたくさん設けても、ほとんど使わないままということもあります。

 

一日の動きを思い浮かべてみる

私がおすすめしたいのは、朝起きてから夜寝るまでの過ごし方を、間取り図の上で想像してみることです。

朝、洗面所ではドライヤーや電動歯ブラシを使うかもしれません。

夕方、ダイニングテーブルでお子さまがタブレットを充電するかもしれません。

夜、ベッドの横でスマートフォンを充電する方も多いと思います。

最近はスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど、ご家族で充電するものも増えています。

充電器がダイニングテーブルの上に集まってしまわないように、まとめて充電できる場所を考えておくのも一つの工夫です。

また、お子さまの成長や模様替えによって、家具の配置が変わることもあります。

今の暮らしだけでなく、少し先の使い方も想像しておけると良いと思います。

「何を使うか」だけではなく、「そこで使うとき、コードが邪魔にならないか」まで考えられると、さらに良いと思います。

もちろん、電気の容量や専用回路が必要な設備については、設計や電気工事の担当者と確認することも大切です。

 

小さなことだけど、毎日のこと

コンセントは、家づくりの中ではあまり目立たない存在です。

でも、毎日何度も使うものだからこそ、暮らしに合った場所にあると便利です。

たくさんつけることが目的ではなく、必要な場所に、使いやすく設けること。

間取りを考えるときは、ぜひお気に入りの家具や家電も一緒に思い浮かべてみてください。

 

新しいお家での何気ない一日が、少しだけ過ごしやすくなると思います。

スマリエ(住まいのソムリエ)・家づくりプロデューサー
小山田 憲央

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