こんにちは。建設部の髙芝です。
WBC、すごかったですね。
用事が有り全てを見ることはできませんでしたが
最後の三振の瞬間は見ることが出来ました。
準決勝から漫画みたいな展開でしたが
スポーツのすばらしさを垣間見た数日間でした。
そして日本が熱狂するその裏
春を告げる小雨が降りしきる東京で
人生第1部の幕が下りる瞬間に立ち会あってきました。
場所は東京都千代田区 学士会館
20年前に卒業した大学で
4年生の時に1年お世話になった研究室の先生が
今年度を最後に退職することになり
その退職パーティーが開かれました。
年齢も70を超えて既に定年は超えていたのですが
ある分野(皆さんがお世話になっているある器具の先駆者です)の権威であり
このお歳まで現役で教壇に立って下さっていました。
トミオへの入社の背中を教え下さったのも先生です。
今でも進路相談の時の一言は覚えていて
少なからず自分の人生の一端を担ってくださっています。
(若かりしき頃の恥ずかしい写真も暴露されました)
研究室を立ち上げたのが35年前
毎年8~10名は所属しているはずなので
教え子は300人近くなっていると思います。
その中で、北は北海道、南はベトナムから
今日この日の為に100人以上の卒業生が集まりました。
(先生行きつけのお店から、生サーバーのケータリング)
「よく学び、よく遊べ」がモットーのK先生
建築学科内で1、2位を争う、厳しい授業の先生でしたが
その分、遊びの面でも沢山の所に連れて行ってもらいました。
最後のスピーチは、スピーチなのですが
なにか学生時代の講義を受けているような不思議な感覚に。
「皆さんの活躍が私の誇りです」
自分は誇って貰える社会人になれているだろうか・・・
自分の仕事の評価は会社が行いますが
人生の評価は自分でしかできません。
先生の引退の場面を見て
「勤め人最後の日、
先生のように胸を張って舞台を降りることが出来るといいね」と
一緒に来た同期と約束し、会場を後にした3月の吉日でした。
建設部 髙芝
余談ですが・・
タイトルにあった「土下座」
今回のパーティー会場
実は半〇直樹の土下座で使用されたお部屋らしいです。。
先生の希望で、どうしてもこの部屋で引退したいと指定されたとのこと。
(絨毯の柄は違いますがこの場所みたいです。
隙あらば記念土下座したかったのですが
そんなやんちゃな事はする歳ではありません。
というか空気的にできませんでした)
最後の最後まで「とにかく拘る」その姿勢
その追及心はまさに見事でした。
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