こんにちは。工事部の髙芝です。
先日、とある商社さんの紹介で
建築中のCLT構造現場見学会に参加させて頂きました。
CLTとは・・・
クロス・ラミネイテッド・ティンバーーの略称で
厚みのあるひき板を圧着して作る構造部材です。
鉄骨に比べて軽く、断熱性もあり、燃え代設計という手法を用いればむき出しのまま使う事も出来ます。
近年の大型ビルの木造化推進に伴いよく使われ始めた部材で
去年7月にブログ内でちょこっと紹介しました銀座のビルもこの作りの一つです。
お判りいただけますでしょうか?
壁も天井もほぼCLTです。
今回の事例はとある自動車販売店の店舗になるそうですが
木造でここまでできるといういい見本となっていました。
施工手順もお聞かせいただきました。
材料手配自体はそんなに大変ではなかったようですが一番は基礎の作りのようです。
鉄骨より軽いとはいえ、パネル一枚当たり400~500kg
それを連結する金具の取付精度に苦労されたそうです。
(説明を聞いる限り、ですよねー・・・とか共感したり・・・)
CLTに関してはトミオも手配は可能ではありますが
まだまだ実例が無く是非一回チャレンジさせて頂きたいところです。
こちらの会社さんも今回は初めての挑戦だったとのこと。
大規模建築の木造化は今後どんどん進む為
いつもと同じことだけやっていたら成長はありません。
トミオならではの大規模建築やってほしい・・・というご相談ありましたら
是非、お声掛けください。
トミオ 髙芝
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