家づくりのご相談をしていると、
実はとてもよく聞く言葉があります。
「なかなか決められなくて…」
「こんなに迷っていて、大丈夫でしょうか?」
その言葉を聞くたびに、私はいつも思います。
ああ、この方はちゃんと家づくりと向き合っていらっしゃるなと。
正直なところ、
何も迷わずに進む家づくりのほうが、実は少ないのです。
家づくりは、決めることが多すぎます
間取り、デザイン、素材、性能、予算。
土地がある方もいれば、土地探しから始まる方もいます。
さらにその奥には、
「どんな暮らしがしたいのか」
「家族とどんな時間を過ごしたいのか」
という、正解のない問いがあります。
それだけ大切なことを考えているのですから、
すぐに決められないのは、ごく自然なことだと思っています。
情報が多い時代だからこそ、迷ってしまう
今は、スマートフォンを開けば、
たくさんの施工事例や家づくりの情報が目に入ってきます。
「これが正解です」
「今はこれが人気です」
そんな言葉に触れるたびに、
「本当にこれでいいのかな?」
と立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、迷うということは、
家づくりを軽く考えていない証拠だと、私は思います。
迷う=決断できない、ではありません
「迷っている」と聞くと、
ネガティブに感じてしまう方もいらっしゃいます。
けれど実際は、
・流行だけで決めたくない
・自分たちに合うものを選びたい
・後悔のない選択をしたい
そんな気持ちがあるからこそ、迷っているのだと思います。
それは、とても誠実な姿勢です。
トミオは、答えを急がせません
私たちは、
「早く決めたほうがいいですよ」と背中を押すよりも、
・どこで迷っているのか
・何に引っかかっているのか
・本当はどんな暮らしを思い描いているのか
そういったことを、一緒に整理していく時間を大切にしています。
「今日は決めなくて大丈夫ですよ」
そうお伝えすることも、実は少なくありません。
迷っている今も、家づくりの大切な一部です
家づくりは、
契約をした瞬間から始まるものではありません。
迷って、考えて、悩んでいる今この時間も、
すでに家づくりのプロセスの一部です。
「まだ何も決まっていなくて…」
そんな状態でも、どうぞ気にせずお話しにいらしてください。
家づくりは、
図面や数字を決めることがゴールではなく、
その先の暮らしが、少しずつ豊かになっていくことが大切だと思っています。
完成した家で、
ご家族が笑ったり、ほっとしたり、
「この家にしてよかったね」と話している姿を見るたびに、
この仕事をしていてよかったと、心から感じます。
迷いながら進む時間も含めて、
家づくりが、皆さまにとって
あたたかく、幸せな記憶になっていくように。
そのお手伝いができたら、これ以上うれしいことはありません。
▶ はじめてのわたしらしい家づくり相談会
tomio小山田憲央



