窓って、大きいほどいい?

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2026/10/16
スタッフブログ

こんにちは。スマリエの小山田です。

家づくりのお打ち合わせで、よくいただくご希望のひとつが、

「リビングには、大きな窓がほしいです」というもの。

明るい日差しが入って、外の景色も楽しめる大きな窓。

開放感もありますし、気持ちはよく分かります。

実際、大きな窓があるリビングは素敵ですし、お家の印象もずいぶん変わります。

でも、ここでちょっと考えてみたいことがあります。

窓って、大きければ大きいほど良いのでしょうか?

今日は、そんな窓のお話です。

 

明るさは、大きさだけで決まらない

窓を大きくしたい理由のひとつに、「明るいお家にしたい」というご希望があります。

もちろん、大きな窓は光をたくさん取り入れられる可能性があります。

でも、実は窓の大きさだけで明るさが決まるわけではありません。

窓の向きや高さ、お隣の建物との距離、周囲の環境によっても、室内に入ってくる光は変わります。

例えば、南側に大きな窓を設けても、すぐ目の前に建物があれば、思ったほど日差しが入らないこともあります。

反対に、少し高い位置に窓を設けることで、空からの光を上手に取り入れられる場合もあります。

大切なのは、窓を大きくすることよりも、どこから、どんな光を取り入れたいのかを考えること。

朝のやわらかな光が入るダイニング。

日中、自然光で気持ちよく過ごせるリビング。

そんなふうに、そこで過ごす時間を想像してみると、窓の考え方も少し変わってきます。

 

カーテンを開けて過ごせますか?

もうひとつ、忘れたくないのが外からの視線です。

せっかく大きな窓をつくったのに、道路を歩く人やお隣からの視線が気になって、いつもカーテンを閉めている。

それでは、ちょっともったいないと思いませんか。

もちろん、レースのカーテンなどで視線をやわらげる方法もあります。

でも、最初から窓の位置や高さ、外構のフェンスや植栽まで考えておけば、もっと気持ちよく過ごせるかもしれません。

例えば、道路に面した窓は少し高い位置にしてみる。

お庭に面した窓は、外からの視線を遮りながら、緑を楽しめるようにする。

窓は、外の景色を取り込むものでもあります。

だからこそ、窓の向こうに何が見えるのかも、ぜひ考えてみてほしいんです。

 

大きな窓にも、ちょっと気をつけたいこと

窓は、光や風を取り入れる一方で、外の暑さや寒さの影響も受けやすい場所です。

最近は断熱性能の高い窓も増えていますが、ガラスの種類や窓の大きさ、方角によって、室内の快適さは変わります。

夏の強い西日が入る窓なら、日差しを遮る工夫も必要です。

また、窓を大きくすることで、家具を置ける壁が少なくなることもあります。

テレビやソファ、収納家具をどこに置くのか。

窓の位置を考えるときには、家具の配置も一緒に考えておきたいところです。

窓を増やすことだけでなく、あえて壁を残すことが、暮らしやすさにつながる場合もあるんです。

 

窓から見える景色も、家づくりの楽しみ

私は、窓には明るさや風通しだけではない魅力があると思っています。

例えば、キッチンに立ったときに見えるお庭の緑。

階段を上がった先に見える青空。

小さな窓から、季節の移り変わりを感じられるのも素敵です。

必ずしも大きな窓でなくても、場所や見せ方によって、お気に入りの景色をつくることができます。

窓は、お家の内側と外側をつなぐ大切なもの。

だからこそ、単純に大きさや数だけで決めるのではなく、そこでどんな時間を過ごしたいのかを考えながら選んでいきたいです。

 

「大きな窓がほしい」の、その先にある暮らし。

明るいリビングで家族と過ごしたいのか。

外の緑を眺めながら、ゆっくりコーヒーを飲みたいのか。

そんなお話から考えていくと、ご家族にぴったりの窓が見つかるかもしれません。

スマリエ(住まいのソムリエ)・家づくりプロデューサー
小山田 憲央

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