カンボジアに学校を作る japan team of young human power

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2009/10/25

学校をつくる意味

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今日も昨日に続いてカンボジアの話です。

「カンボジアに学校を作るんです。」ってお話をすると、みなさん一様に「いいですね。」って言ってくれるんです。 そしてよく「何でカンボジアなんですか?」って聞かれます。

私は二年前に現地を見て、「カンボジアはポルポト時代の大量虐殺で多くの先生達が犠牲になって教育を受けられなかった子供たちがたくさんいるから学校が必要なんです。」って答えてきたんです。

でも、同じように現地のJHPの方々もやっぱり聞かれるんですって。

確かに日本国内にも多くの人たちが困ってたり、企業も業績が落ち込んだりしてます、こんな時期にもなんで「国際協力なのか?」って、私達自身も自問自答しちゃったりするんです。

そんな時、JHPさんに「海外協力が必要な理由」が三つあると教えていただきました。

はじめに、時代をさかのぼると国の歴史は栄枯盛衰、困った時は助け合い。なんだそうです。
カンボジアは第二次世界大戦の終戦後、他のアジア諸国と同じように日本への賠償請求の権利を持っていたのに一番最初に戦争被害の賠償金支払いを放棄してくれた上に、援助のお米まで送ってくれたんだそうです。

その思いやりが、戦後の落ち込んだ日本国民をどれだけ救ったかわからない。と教えていただきました。

2つめに、第二次大戦がそうであったように、世界の一員として日本が孤立することなく存在するために、日本以外のシンパの国を作る必要が常にあるそうなんです。

これは国だけでなく、民間レベルも同じ、平和には欠かせない仲間つくりなんでしょうね。

3つめに、人類として富める者が困っている人に分け与えるのは当たり前の行為である。

という、3つの理由をお話ししているそうなんです。

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確かに、12世紀には世界でも有数の文明を誇っていたクメール文化はアンコールワットと言うとんでもない建築技術をもち、国内はもとより日本からも多くの巡礼者の憧れの地だったんです。

それが、度重なる内戦を経て今は日本とは立場が逆転してしまってるんでけど、日本がいつまた助けてもらう立場になるとも限りません。

繁栄は一瞬なんですから・・・

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私達もJHPさんの話を聞いて、自分達なりの心の整理ができました。

「カンボジアに学校を建てる」事は単なるスタンドプレーではなく、誇りと自信をもって続けていく事なんだって。

まあ、現地で子供たちのあふれんばかりの笑顔を見ると、本当に建ててよかったなぁ。って単純に思うんですけど・・・。 

こんな素敵な心の満足、もっとたくさんの人にもぜひご一緒いただけたらなぁと思っています。

今度はより多くの方々と、感動を分かち合えるように・・・・

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10月25日(日) 大澤成行

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