こんにちは。建設部の髙芝です。
先日
役所調査で千葉市役所へと行ってきたお話を紹介しましたが
今回は建築相談という作業をしに
市原市役所、市原市中央消防署
そして千葉県建築住宅センターへ行ってきました。
役所調査はその土地の法規上の縛りは何かや
ライフラインの設置状況の調査を目的にすることに対し
建築相談は、実際に建物を建てるにあたり
許可条件の確認を目的にしています。
木造2階建て住宅であればあまり来ることはないのですが
3階建てや特殊建築物等を建築する時は
事前に許可条件を調べておかないと
いざ申請を出しても否認を貰ってしまうため(貰ったことはないですが・・)
プラン段階で漏れがないか
より良い工夫が無いかを相談します。
市原市役所 新庁舎
市原市役所には7,8年ぶりぐらいに来たのですが
千葉市役所と同じでこちらも新しい庁舎になっていました。
ただその分駐車場が狭くなっていて駐車しづらかったです。
(昔からいつも混んでるイメージ・・・)
建築指導課
今回の建築計画が3階建てなので
前面道路が非常用進入経路として認められるかの確認をしました。
今回の道路は見た目が道路ではありますが
建築法規上の道路ではないという事で認められませんでした・・・。
43条但し書き道路というケースの道路です
見た目は普通の道路なのですが
建築基準法上の道路として認めてもらう為には
厳しい条件のクリアと相当な時間がかかる道路になります。
市原市中央消防署
特殊建築物なので消防設備機器の設置条件を確認しました。
スプリンクラーなどを付けることになると
配管経路の検討や費用も大きく変わってくるので
重要な打ち合わせになります。
最後に千葉県建築住宅センター
千葉市中央区ににあります。
ここは何かと言いますと
民間の建築確認申請のチェック機関で
ここでも建築許可を取ることが出来ます。
建築許可は各市町村でも受けられるのですが
市町村の担当者だけでは全ての建築申請をチェックする事が出来ない為
こういった民間の審査機関にて建築許可を取る事が一般的です。
ここでは構造であったり
プランの注意点を確認してもらいました。
ここ数年のビル火災による死亡事故や
違法造成による土砂災害などの事例が多発しており
年々法規も厳しくなりつつあります。
厳しくなるのは構わないのですが
毎年のように法改正や法の解釈が変わる為
随時こういった相談を行い行政と一体となって
間違いのない建築作りをしていきます。
住宅も2025年に大幅な法改正になる予定です。
建設部設計課もそれに向けてレベルアップしていきますので
どうぞお気軽にご相談ください。
建設部 髙芝
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