こんにちは。工事部の髙芝です。
サムネイルの写真とタイトルは関係ありません。
写真は我が家のくろまる君です。
クラシカで購入したギャッベで爪とぎをするのが最近のはやりです。
勘弁してほしい・・・。
本題です。
トミオでは非住宅の建築も取り扱うようになり
色々な申請手続きに取り組むようになって来たのですが
ここ最近の新しい取り組みとして
「建築基準法適合調査」のお手伝いも始めるようにしました。
何かといいますと
先日のブログで「建築基準法法改正」を取り上げ
本来、建築をするにあたっては「家を建てます!」
という申請が必要になるお話をしましたが
その建築確認申請が未取得であったり
確認申請は行っているものの完了検査を受けてなかったり・・・
といった「既存不適格建築物」に対して
後付けで「基準法に適してますよー」という証明を取得するものです。
「そんな家あるの?」
と言われるかもしれませんが実は結構あります。
特に「確認申請は取っているけど完了検査を行っていない建物」が多いです。
完了検査自体は昔からありましたが今ほど罰則規定が無く
また、今でこそ銀行手続きに必要になったりしますがそれも不要だったため
完了検査を受けないまま引渡しをされることが珍しくなかったとか。。
※未だ確認申請が必要ない(完了検査もない)地域もあるので、全てが間違っているわけではないのですが・・・。
そして今、何が起きているか?
建築資材高騰、土地価格高騰の影響で
空前のリフォームブーム、投資物件改修ブームが来ているのですが
完了検査済証が無い為違法建築状態扱いとなり
増築申請や用途変更、耐震改修が出来ない案件が増えているようです。
そこで出来たのが「建築基準法適合状況調査」制度です。
「必要な工事を行えば適合していると認められるかどうか・・」を調査、判断。
施工して適合させることによって認定証が発行される為
リフォームローンが使っての増築はもちろん
住宅から飲食店や寄宿舎への用途変更
果ては不動産売却の場合の評価を上げたりする事が出来る様になります。
もしかしたら処分に困っている不動産が
「それを必要な人」に売りやすくなるかもしれません。
あきらめていた増築が出来る様になるかもしれません。
お困りの方がいらっしゃいましたら
どうぞお気軽に高芝までご連絡ください。
工事部 髙芝
※前回のブログはコチラ